自転車の旅を楽しむ趣味入門
自転車は日常的に使う乗り物ですが、その自転車を使って思うがままに自由な旅を楽しむ趣味です。
もちろん使う自転車はママチャリではなく、ロードバイクやマウンテンバイクなどの自転車で安全に爽快感を楽しみます。
自転車の旅の魅力
自転車の旅の魅力は、自由である事!です。
電車やバスは時刻表による時間を考えなくてはいけません。マイカーでの旅は時間の制約はなくても、交通ルールの制約はあります。
または、狭い道などは気楽に入って行く事ができません。景色がキレイだからと言って、どこにでも停車する訳にもいきません。
しかし、自転車の魅力は自由で、どんな細い道だろうが入っていけます。景色がキレイなら、その感動のままに自転車を止めて、全身でキレイさを感じる事もできます。
自転車なら渋滞などもありません。
自由気ままに、思った速さで思った場所に感じるままに旅を楽しめるのが、自転車旅の魅力になります。
《参考動画》
自転車の旅の参考書籍
自転車の旅の楽しみ方
自転車の旅の楽しみ方は、旅の道中を楽しむ事です。
電車などの乗り物では、点から点への移動と言うイメージの旅になります。
もちろん、車中でたまたま会った人との、楽しい会話のひと時もあるかも知れませんが、基本は移動の旅になります。
しかし、自転車の旅は、その道中のすべてが旅なのです。すべての線が思い出になるのです。
そして、他の乗り物よりゆっくりと移動できる自転車は、出会いの旅でもあります。
自転車に大きな荷物を乗せて、いかにも旅をしていると解ると、多くの人が話掛けてくれます。これが車の旅ではない光景ですね。
実は、私も先の動画のように、中学生の時に東京から新潟まで2日で旅をしたことがあります。他にも東京大分まで片道1週間の旅などもありますが、この1日1日はとても思い出ぶかく、30年近くたった今でもハッキリと思いだす事ができます。
自転車旅の楽しみは、人との触れ合いも楽しめる事です。
自転車の旅を経験した人はその魅力を伝えたいのか、多くの人が本を出しています。
旅の雰囲気を感じるにも、旅日記的な本を1冊読んでみるのも楽しいですし参考になります。
愛車の選び方
自転車の旅は、絶対的に信頼のおける相棒となる自転車が大事です。
自転車の旅での自転車は、ロードバイクとクロスバイクというタイプがあります。
それぞれの特徴は?
ロードバイク
ロードバイクは、舗装の道路を速く走るための自転車で、見た目の特徴はハンドルです。
平地や上り坂、下り坂などのシチュエーションに合わせて、ポジションを使い分けられるのが特徴です。
タイヤは幅が細くて凸凹が無いのも大きな特徴で、路面の抵抗を抑えることで長距離を走れる自転車になっています。
このようなハンドルによる運転の姿勢や他の部分でも長距離を走るために最適化された自転車なので、『長距離を走りたい!山を走るぞ!』と思っている人は、このロードバイクタイプを選びましょう。
価格は一般的に10万円から20万円の間の価格帯が主流です。
入門用でも10万円くらいはしますが、一度購入すれば何度も買い替えるものではないので、初期費用は掛かりますが継続費用はあまりかかりません。
クロスバイク
クロスバイクは、一般的にはマウンテンバイクのフレームとロードバイクの大きくて細いタイヤを付けたものです。
マウンテンバイクとロードバイクの中間のイメージで、良いところを合わせたような自転車です。
ママチャリよりは軽快に走れるし、ロードバイクよりはお手軽なのがクロスバイクです。
価格的にもだいぶ安くなって3万円くらいから10万円くらいが相場なので、ロードバイクよりは始めやすい価格です。
初心者の人におススメなのは、5万円くらいで選んでおくと飽きがこないで長く使える愛車になると思います。
初心者はクロスバイクで選ぶとよいです。
自転車の旅の始め方
自転車の旅の始め方は、日帰りの自転車旅からスタートしましょう。まずは、地図を眺めて、自分の行きたい場所を設定します。
それから、走行するコースを決めて走行距離などを確認しておきます。
この時に注意するのは高低差です。距離が短くても、当然ながら勾配がきついコースでは時間も体力も大幅に掛かります。
初めてであれば、20キロくらいの旅から始めれば良いでしょう。
持ち物は、地図、パンク修理セット、ライト、雨具、非常食、お金、携帯などは必要です。
自転車なので、当然ならその動力源は自力でしかありませんが、1日で100q以上も走る事が出来てしまいます。
自転車の旅の特徴は、この自力である事です。色々な乗り物の旅はありますが、この自分の力だけで旅を楽しむ乗り物と言うのは多くはありません。
自分の力だけでどこまでも行けてしまうのが、自転車で旅をする面白みでもあります。
自転車は、少し慣れればなんと1日に150キロを移動する事ができます。この移動距離は歩くのとは違って、自転車の自力旅の醍醐味です。