街中電車の旅を楽しむ趣味入門
街中電車の旅趣味は、人気のテレビ番組の『ぶらり途中下車』のような本線やローカル線ではなく、普段は通勤や通学で使われる街中を走っている電車に乗って楽しむ趣味です。
自分が住む街の電車であっても、休日に車窓を見るといつもと違った風景に見えたり、普段では降りる事の無い駅での散策を楽しみます。
街中電車の旅趣味の魅力
《近くてお手軽》
街中電車の旅は、普段は通勤などで使っている街中を走っている電車に乗って楽しむので、遠くに行かないので費用や時間は掛かりませんし、疲れる事もないのが嬉しいところです。
《一日切符で楽しむ》
今は一日切符を扱っている鉄道会社は多いので、その一日切符で路線途中下車の旅もできます。
一日切符でも1000円以下のところもあるので、そんな切符を使ってミニ旅を楽しむのです。
《気分次第で旅になる》
普段使っている電車だとしても、気分を『旅』にすると、見えてくる風景も違って見えるから不思議です。
通勤時にはとても混んでいたり、または満員電車の中から見る風景は移り行く風景だけであって、自分の中に感じるものはありません。
しかし、同じ電車であって、休日の時間がズレる事で、まったりのんびりした空間になって、そこから見える風景が違ってくるから不思議です。
《鈍行列車》
普段は単なる移動手段なので、急行や快速といった電車に乗って、早く目的地まで着く事を目的とします。
しかし、街中電車の旅は、いわゆる鈍行という各駅停車に乗って、各駅の風景や車窓などを楽しみます。
今まで気が付かなかった新しい発見がきっとあるはずです。
目的地を目指した移動手段として乗るのではなく、電車に乗ることを目的とした休日の過ごし方が楽しい魅力になります。
《参考動画》
街中電車の旅の参考書籍
街中電車の旅趣味の楽しみ方
《スタートは地元から》
あなたの住まいがローカル線の沿線でなくて、ある程度の街中であれば、地元の電車から旅を始めましょう。
そして段々と遠くに行くようにしますが、この時も、遠くの街まで行くのは移動であって、趣味として楽しむのはその街に着いて、街中電車に乗ってから始めるようにします。
こんな風にこだわっていくと、この趣味もより楽しくなるものです。
《のんびりと移動を楽しむ》
電車に乗ってのんびりと移動していくことを楽しんで、ぼんやりと車窓の風景の移り変わりを見ていても楽しいものです。
普段乗っている方向の逆に進んでみても良いでしょう。
《マイルールを作る》
車窓を楽しむだけでもそれはそれで楽しいものです。
とは言え、それだけではなく『終点に着いて一番初めに来た電車で乗り継いで旅をしてみる』というマイルールを作ってみるのも面白いです。
テレビの旅番組のようにサイコロの目の数だけ進んで、その駅での途中下車をやってみる!こんなルールを作ってみるのも楽しいでしょう。
《変化を楽しむ》
毎日電車に乗っている人でも、通勤通学だと同じ区間しか利用しません。
そんな人も、電車で少し遠くまで乗ってみると景色ががらっと変わる瞬間や、町の雰囲気の違いなど色々と気付くことがあります。
通勤通学では多くの人がスマホなどに目を向けています。
しかし、この旅は車窓に目を向けてみましょう。きっと新しい発見があるはずです。
また、他の旅行と違うのは、事前に○○には何がある、○○はこんな町だ、などといったことを調べずに、実際に景色の移り変わりを見て自分の目で情報を楽しみます。
旅行サイト
街中電車の旅は地元や近場で楽しむのが基本ですが、たまには足を延ばして地方都市に行ってから、その地方の街中電車を楽しむ方法もあります。
そんな時に便利なサイトです。
街中電車の旅は面白い
- お金が掛からないで旅気分を味わえる
- 事前準備などがいらないので気楽に行ける
- 急に空いてしまった休日などにも出来る
- 旅行といっても日帰りでも十分に楽しむことが出来る
- 女性や子供でも公共の乗り物での旅なので不安にならない
街中電車の旅はお金をほとんど掛けないで楽しもうと思えば楽しめる趣味です。
例えば、終点まで行っても改札を出ないで戻ってくるという方法もあります。
電車に乗っての旅を楽しむので、目的地で降りる必要はないのです。
目的地を決めての旅にしたいのであれば、事前に行きたいところまでの費用を調べてから行く必要があります。
費用を抑える他の方法であれば、往復の全体でかかる費用に上限を定めてしまうのです。
報復で○○円でいけるところまで!と金額を設定して旅をしても良いでしょう。
都内と地方では違うかも知れませんが、5000円もあれば1日大満足できる旅をすることが出来ると思います。
金額を決めて自由に旅する方法は他にもあって、それは1日乗車券です。
都内の地下鉄乗り放題で数百円と格安です。
上手に利用すればかなり遠くまでお得に旅を楽しむ事ができます。
街中電車の旅趣味の始め方
街中電車の旅の始め方は特にはありません。
予定を組んだり予約を取る必要がないのがこの旅の良さなので、早起きした朝に出かけよう!と思い立ったらすぐに出かけられます。
先週はこっちに行ったから今週は逆方面に乗り継いでいこうなど、行き当たりばったりで電車に揺られる時間を楽しみましょう。